看護師のカラーリングについて

患者さんの側でケアをする看護師は身だしなみが大切です。
もちろん、髪色にも気をつけなければいけません。

とはいえ、中には髪色を変えておしゃれを楽しみたいという人も多いと思います。
そこで今回は、看護師がカラーリングをする場合、気を付けたいことについて言及しています。

一般的にヘアカラーの明るさの領域は12段階あり、最も暗い色が4トーン、最も明るい色が16トーンとされています。
もし看護師がヘアカラーをする場合は、6トーン以下が理想だと言われています。

基本的に看護師の髪色は、黒やダークブラウン、ナチュラルブラウンなどベースが暗めの色が望ましいです。
暗めの髪色が推奨されている理由は、明るすぎる髪色を見て不安に思う人がいるからです。

看護師は様々な年代の患者さんと関わり、不特定多数の人と接することになります。
その際、明るすぎる髪色を見て、「不真面目そう」「怖い」といった印象を持つ患者さんもいます。

逆に暗めの髪色なら、「真面目」「優しそう」という印象を持たれやすいものです。
どの患者さんにも好印象を与えられるように、なるべく暗めのカラーリングを選びましょう。

また、新人看護師の場合、明るすぎる髪色で出社してしまうと、先輩に目をつけられることがあります。
周囲の目を気にせず、目立つ髪色をした新人看護師は厳しい目で見られる可能性が高くなります。

職場の先輩看護師と良い関係性を築くためにも、最初は落ち着いた髪色にすることが大切です。
どうしても明るい髪色にしたいなら、グラデーションカラーがおすすめです。
グラデーションカラーの場合、毛先だけを明るくできるため、勤務中に髪をまとめることで上手く隠すことができます。

今後、看護師として活躍したいと考えている方は、事前に看護師の実情を調べておいた方がベターです。
新人としてデビューする際に第一印象で失敗しないために、身だしなみや髪色に関する情報はしっかり把握しておきましょう。